2007年04月25日

基礎英会話のフレーズから

読谷村にあるアットホーム晴れなマーシュ英語教室へようこそ

とても役立つ英語情報」の更新は久しぶりになってしまいました。楽しみに読んでくださっている皆さん、お待たせしました。

今回は、講師マーシュゆかりのもう1つの職業である通訳案内士の現場で感じた英会話の話を書こうと思います。

基礎英会話を勉強した事のある方であれば、一度は次のような英文を見たり、聞いたりしたことがあるはずです。

What's this in English? これ英語でなんていうの?

What are these? これらはなに?


英会話クラスでの練習パターンでよくあるのは、そしてわたしも使っている方法は、教室にあるオブジェクトを使って発話・応答を練習するということです。

「でも、この繰り返しだけで、本当にいいの?」

「この表現、ネイティブの人たちは本当に使っているの?」


こんな疑問をいだく生徒さんもいらっしゃることでしょう。そこでわたしは、海外から沖縄を訪れるお客様を英語で案内する通訳案内士(通訳ガイド)の現場での体験を、レッスンの中でご紹介するようにしています。たとえば・・・

「シーサーを目にしたお客様から、What's that? (バスの中から見えたので、少し距離感のあるthatを用いていました)とたずねられましたよ。まずは、It is called Shi-Sa in Okinawa. It spells S-H-I-S-Aとそれの名称とスペルをお答えするのです。すると次に、Why do people put Shi-Sa on the roof? とか、What's it for? とたずねられますよ・・・」

という具合です。ネイティブの方であっても、わたしたちが基礎英会話で学ぶ表現は、ちゃんと使われているのですよ・・・とお話しています。

ここからがチャレンジなのです。もし生徒さん本人が、シーサーってどうして屋根の上にあるの?とか、何のためにあるの?と聞かれたら・・・さあ、どうやって沖縄を英語で説明して差し上げますか??


クラスでのディスカッションは、初級レベルでも、中級~上級レベルでも、トピックの題材さえしっかり見極めれば、どなたでもある程度の(しかもそれらが沖縄の生活に密着している内容であればなおさら)会話は成立するのです。

基礎英会話表現、されど、あなどるべからず・・・ですね。


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Posted by MarshEnglishClass at 09:30 │とても役立つ英語情報